こどもの「なぜ?」

犬はなぜ人の顔を舐めるの?「大好き!」のサインと気をつけたいこと

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ワンちゃんに顔を近づけたら、「ペロペロペロ!」と勢いよく舐められて、くすぐったい思いをしたことはありませんか?

「私のこと、そんなに好きなのかな?」と嬉しくなりますよね。

​実は、ワンちゃんが顔を舐めるのには、「大好き!」以外にも深〜い理由があるんです。お子さんと一緒に読める「こども向け」の解説と、飼い主として知っておきたい「保護者向け」の注意点や豆知識をご紹介します!

​🐶【こども向け】わんちゃんはどうしてかおをなめるの?

​わんちゃんに顔や手をペロペロ舐められたことはあるかな?

ザラザラしていて、ちょっとくすぐったいよね。実はこれ、ワンちゃんからの大事なメッセージなんだよ。

❤️

「だいすき!」ってつたえているから

わんちゃんは「あなたがだいすきだよ」「なかまだよ」ということを、なめることでつたえます。むかしからいぬはなかまどうしでなめあって、なかよしのきもちをしめしてきたんだよ。なめてくれるのは、あなたのことをとっても大切におもっているしるしだね💕

👋

「おかえり!」のあいさつだから

おそとからかえってきたとき、わんちゃんがとびついてなめてくれることがあるよね。これは「まってたよ!うれしい!」というあいさつ。わんちゃんにとっての「ただいまのハグ」みたいなものだよ🤗

😢

「だいじょうぶ?」ってしんぱいしているから

ないているときや、げんきがないときにそっとなめにきてくれることがあります。これはわんちゃんが「どうしたの?つらいの?」とこころをよんで、なぐさめようとしているんだよ。やさしいね🌸

😋

においやあじがきになるから

ごはんをたべたあとやあせをかいたあとは、かおやてにおいしそうなにおいがのこっています。わんちゃんはそのにおいにひきよせられてなめることもあるよ。くいしんぼうなわんちゃんにおおいかも!🍖

わんちゃんがなめてくれるのはだいすきのきもちのあらわれだよ!でも、かおをなめさせすぎるとばいきんがうつることもあるから、なめたあとはかおをふいてね🧻

​👨‍👩‍👧‍👦【保護者向け】知っておきたい「ペロペロ」の注意点

​犬が顔を舐めてくるのは、本能的な愛情表現や服従のサインです。しかし、現代のペット社会では、可愛いからといって「なんでも舐めさせて良いわけではない」という事実も知っておく必要があります。

犬が顔を舐める行動を動物行動学・衛生学の観点からまとめました。

🐺 舐める行動の起源

犬が顔を舐める行動は、オオカミ時代からの本能的なコミュニケーションに由来します。子オオカミは母親の口元を舐めることで「食べ物をねだる」シグナルを送り、母親は半消化した食物を与えていました。この行動が現代の犬にも残っており、「服従・信頼・愛情表現」として機能しています。

また、群れの中では仲間の顔を舐めることで「あなたを敵視していない」という平和的なシグナルにもなります。飼い主の顔を舐めるのは、犬にとって最高の親愛表現のひとつです。

💡 シーン別・舐める理由の読み解き方

同じ「顔を舐める」行動でも、状況によって意味が異なります。

✅ 愛情・挨拶サイン 帰宅直後に飛びついてなめる
目を細めながらゆっくりなめる
尻尾を振りながらなめる
✅ 共感・なだめサイン 泣いているときにそっとなめる
落ち込んでいるときに寄り添いなめる
体調不良時にじっとなめ続ける
⚠️ 要求・不安サイン 食事前後に執拗になめる
不安そうな表情でなめ続ける
止めると吠える・パニックになる
⚠️ 強迫的行動の可能性 特定の部位を延々となめ続ける
なめること自体が目的化している
ストレス・分離不安が背景にある場合

🦠 衛生面で知っておきたいこと

犬の口内には人間とは異なる細菌叢(さいきんそう)が存在します。健康な成人であれば過度に心配する必要はありませんが、以下の点は留意しましょう。

  • 犬の口内にはカプノサイトファーガ菌など、免疫力が低い人に感染リスクがある菌が存在する
  • 乳幼児・高齢者・免疫抑制状態の方は顔や口周りを舐めさせないことを推奨
  • 散歩後すぐ・他の動物のフンを口にした後などは特に注意が必要
  • 目・口・傷口への直接舐めは避けるよう習慣づけると安心
💡 バランスの取れた考え方
「犬に顔を舐めさせてはいけない」と過剰に神経質になる必要はありません。スキンシップとしての舐め行動は犬との絆を深める大切なコミュニケーションです。舐めさせる場所・シーンを家庭でルール化することが現実的な対応です。

🎓 舐めすぎが気になるときのしつけ方

舐める行動自体は自然なものですが、過剰になる場合や場所を選ばない場合はトレーニングで調整できます。

  • 「オフ」コマンドを教える:舐めてきたら静かに顔を背け、「オフ」と短く伝えて立ち上がる。反応しないことで「舐めても構ってもらえない」と学習させる
  • 代替行動を強化する:「おすわり」「おて」など別の行動を求め、それができたらご褒美を与える
  • 叱らない:「ダメ!」と大声で叱ると犬が混乱したり、かえって注目行動が強化されることがある
  • 一貫性を保つ:家族全員が同じルールで対応することが最も重要。「今日はいい、明日はダメ」はNG
こんな場合は獣医師・動物行動専門家に相談を
・舐める行動が止まらず自分や人の皮膚を傷つけるほどになっている
・止めようとすると唸る・噛もうとするなど攻撃性が出る
・分離不安の症状(留守番できない・破壊行動など)と同時に見られる

🌿 この記事は一般的な情報提供を目的としています。個々の症状については必ず獣医師にご相談ください。

🐾 次のふしぎは…?
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✨ わんちゃんに毎日のデンタルケア習慣を

​愛情表現の「ペロペロ」を無理にやめさせるのは可哀想ですが、衛生面はやっぱり気になりますよね。

少しでも愛犬のお口を清潔に保つために、人間と同じように「ワンちゃんの毎日の歯磨き(デンタルケア)」がとっても重要です!歯石や口臭の予防にもなり、ワンちゃん自身の健康寿命を延ばすことにも繋がります。

​「でも、うちの子は歯磨きが苦手で…」という方におすすめなのが、遊びながら歯磨き効果が得られる噛むおもちゃや、美味しい味がついたデンタルガムです。

おすすめのデンタルケアグッズ

  • 歯磨きガム:おやつ感覚で噛むだけで、歯垢を落としやすくしてくれます。
  • 噛むおもちゃ(ロープなど):遊びながら自然に歯の汚れをこすり落とせます。
  • 塗るだけの歯磨きジェル:歯ブラシが苦手な子でも、舐めさせるだけでOK!
​毎日のちょっとしたケアで、ワンちゃんのお口を清潔にキープ! ぜひ、ワンちゃんが喜んで続けてくれるデンタルケアグッズを探してみてくださいね。

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