発達障害のこと

​発達検査って何するの?3歳の「新版K式」の内容や親への問診、診断結果を受けた本音を大公開

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発達検査を受けようと決断した頃から検査結果までの記録です。
検査を受けようか迷われている方の参考になれば嬉しいです。

3歳で市の療育センターの発達検査へ

夫と話し合って発達検査を受けてみようと思ったのが息子が2歳半をすぎた頃でした。
そのときはまだ息子は言葉が遅れているだけで発達障害かもしれないという疑いはあまりなかったんですが、念のため受けておこうと話し合って決めました。

夏の終わり頃から多くの幼稚園で入園説明会が始まるということもあり、本当に幼稚園に行けるのか、今の息子の発達状況を知っておきたいという思いもありました。
週1で通っている療育の先生に話をして、発達検査を行っている療育センターのパンフレットをもらい、その日の内に電話。予約は三ヶ月後、3歳の誕生日を迎えてからになりました。

発達検査当日の流れ①:受付〜事前準備(身体測定)

​療育センターに到着して受付を済ませると、まずは待合スペースのすぐ隣で「身体測定」からスタートしました。
身長、体重、そして頭囲(頭の周りのサイズ)を測ります。
身体の成長度合いを確認することも大切な指標になるそうです。
息子は場所見知りで少しグズりましたが、3人くらいで声をかけながらササッと素早く測ってくれました。

発達検査当日の流れ②:母子同室で「新版K式発達検査」を実施

どんなテストをするの?(積み木、パズル、絵カードなど)

​身体測定が終わると、個室に通されました。
我が家が受けたのは、「新版K式発達検査」というものです。
​環境は安心の母子同室。子どもが小さな椅子に座り、机の向かいに心理士の先生、隣に親(私)が座るスタイルでした。

​心理士の先生はとても穏やかで、息子の好きな電車の話などでリラックスさせてから、カバンから次々と道具を出して検査を始めてくれました。
詳しい検査内容はネタバレ(予習)になってしまうため伏せますが、手先を使う積み木やパズルの課題、絵カードを見て答える課題など、子どもにとっては遊びの延長のような雰囲気で進みます。

固まる息子を見守る母の葛藤

​検査中の息子は、緊張しながらも大人しく椅子に座り、先生の話を聞いて一生懸命取り組んでいました。
ただ、先生の指示が分からない項目になると、何をしたらいいか分からず固まってしまうことが多々ありました。
困った顔をして私の方をチラッと見て助けを求めてくることも。親としては「ここに置いていくんだよ」と喉まで出かかるヒントをグッと堪えなければならず…。
ただひたすら無言で「うんうん」と頷いて見守るしかない時間は、結構もどかしかったです。

​発達検査当日の流れ③:医師による親への詳しい問診(ヒアリング)

​心理士さんとの検査が終わり、おもちゃを片付けると、今度は医師の問診になりました。
​ここからは、医師から親(私)へ、普段の生活の様子や発達状況のヒアリングが行われます。

普段の生活について実際に聞かれたこと

​母子手帳を見ながら、かなり具体的に色々なことを聞かれました。

【3歳時の問診リスト(一部)】

  • 言葉の遅れについて(単語はいくつくらい出ているか?二語文は出るか?)
  • クレーン現象や指差しの有無(欲しいものを親の手を使って取らせようとするか?遠くのものを指差すか?)
  • 運動発達について(歩き始めはいつだったか?階段は足を揃えずに交互に上れるか?)
  • 対人関係・同年代の子との関わり方(お友達に興味はあるか?一緒に遊べるか?)
  • こだわりの強さ(特定の道順や服、食べ物への強いこだわりはあるか?)
  • 癇癪・パニック(どんな時に怒るか?パニックになったらどうやって落ち着かせるか?)

​「あぁ、なるほど。こういう部分が発達のサインになるんだな」と、聞かれながら親自身も子どもの特性を再確認するような時間でした。

いよいよ結果告知。診断名は「自閉スペクトラム症」

ドキドキの10分間。待機時間の親の気持ち

​一通りの問診が終わると、医師と心理士さんが結果をまとめるため、一度退室されました。
結果が出るまで親子で10分ほど待機することに。
息子は解放されて楽しそうにおもちゃで遊んでいましたが、私の心臓はドキドキ。

​診断は冷静に受け止められました。母の本音

​再び個室に呼ばれ、いよいよ結果告知です。
医師の口から出た言葉は、「知的障害を伴う自閉スペクトラム症(ASD)」という診断名でした。
先生は言葉を選んでくれている雰囲気はありましたが、実は私の本音は、

​目の前が真っ暗になるようなドラマみたいなショックは一切なく、ものすごく冷静に納得できたました【/蛍光】

​なぜなら、言葉が出ないこと、こだわりが強いことなど、日々の息子の様子を一番近くで見ていて、「きっと何かしらの遅れや特性があるんだろうな」と、すでに心の中で準備ができていたからです。
むしろ、パズルのピースがカチッとはまったような、不思議な安堵感すらありました。

発達障害のある子どもの行動や気持ちを、イラストを交えてわかりやすく解説した一冊です。発達障害の子どもへの理解を深めたい保護者や支援者におすすめの一冊です。

まとめ:発達検査は親も子もラクになる第一歩!

​我が家は、3歳で発達検査を受け、「自閉スペクトラム症」という診断名がつきました。
この診断が出たことで、息子は通常の幼稚園ではなく、より手厚いサポートが受けられる「療育園(毎日通園)」という最適な環境に繋がることができました。

もしあの時、検査を先延ばしにして「そのうち成長するだろう」と目をつぶっていたら、親子ともども集団生活の中で傷つき、もっとしんどい思いをしていたかもしれません。
診断後、週2回の親子療育に通うことになりました。内容や息子の成長の様子はこちらに書いています。

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​「発達検査」や「診断名」と聞くと、どうしても怖いイメージが先行してしまいますよね。
でも、発達検査は子どもにレッテルを貼るためのものではなく、「この子が生きやすくなるための取扱説明書」をもらうための大切な第一歩です。

​子どもの特性を正しく理解することで、「なんでできないんだろう」という焦りが消え、確実に親の意識が変わります。
そして、プロの手厚いサポートに繋がれることで、結果的に親も子もずっとラクに生きられるようになります。

この記事が、検査に迷っている方の参考になったら嬉しいです。

​※本記事に記載している内容は、あくまで我が家の体験談および一般的な発達の目安です。専門的な医療アドバイスや診断を目的としたものではありません。お子様の発達に関して気になることや不安がある場合は、かかりつけの医師や専門の相談機関(保健センター、児童発達支援センターなど)へご相談されることを推奨いたします。

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