発達障害のこと

2歳、受給者証なしで療育につながった話。診断前に親子療育へ通い始めて本当に良かったこと

※この記事は、わが家の体験談です。自治体や施設によって制度や流れは異なります。

こんにちは。

今回は、わが家が診断前に療育へつながったときの体験を書いてみようと思います。
今、子どもの言葉やコミュニケーションについて気になっている方や、
「療育って気になるけど、何から始めたらいいんだろう?」
と思っている方の参考になれば嬉しいです。

ファーストステップは「保健センターへの相談」

1歳半健診では、発語がないことや指差しテストが出来なかったことなどから、経過観察となり、2歳頃に発達の確認のアンケートが封書で届きました。

発達の気になる点を書いて返送すると、数日後に保健師の方から連絡が来ました。
発達に関する心配事などをお話しし、偏食もあったので栄養士のかたにアドバイスをしてもらったりしたあと、対面での子育て教室の案内もしてもらいました。
保健センターで保育士さんとこどもが遊び、その様子を見ながら保健師さんや心理士の方に相談に乗ってもらう教室です。

そこでもまたいろいろなアドバイスをもらったあと、発達センターで行っている療育教室の案内の紙をもらいました。
保護者と一緒に遊びながら、集団生活の遊びのなかでこどもの発達の支援を行う施設です。

ここの療育には発達障害の子だけでなく、診断前の子やちょっと心配事がある定型の子も多く通っています。
そのため受給者証や手帳は不要でした。
多分、保健センターの窓口や1歳半、3歳健診などで何らかの相談をした方に案内をしているのかな?と思います。
(自治体によっては仕組みが違うかもしれませんので地域の保健センター等にお問い合わせください)

療育教室に連絡をして、まずは体験というかたちで申込み、その時は空きがなかったので2か月ほど待ってから、週に一回で通うことになりました。

これが我が家の大きな第一歩でした。

診断前・受給者証なしでスタート!市の「親子療育」ってどんな場所?

まずは週1回・1時間半の少人数クラスから

案内を受けて、地域の発達センターへ連絡しました。
当時利用したのは、受給者証(障害児通所受給者証)がなくても通える親子療育でした。

活動内容はこんな感じです。

​・頻度と時間:週1回、1時間半
人数:4〜8組程度の少人数制
内容:朝の挨拶、手遊び、日替わりの取り組み(お散歩、感覚遊び、製作、室内遊具、夏はプールなど)

親も一緒に参加するため、子どもにとって安心できる環境だったと思います。
最初は息子も場所見知りでカチコチになっていましたが、大好きな親がずっと隣にいるという安心感から、少しずつ場の雰囲気に慣れていくことができました。

親子療育に通って実感した「子どもと親の大きな変化」

どもの変化:安心感から少しずつ集団に参加できるように!

通い始めた頃の息子は、毎回緊張していました。
活動に入れなかったり、様子を見ているだけの日もありました。
それでも親が一緒にいる安心感があったからか、少しずつ変化が見られるようになりました。

先生の話を聞く。
友達の様子を見る。
活動に少し参加してみる。
そんな小さな積み重ねが増えていきました。

当時は気付かなかったのですが、今振り返ると息子なりに一生懸命、新しい環境に挑戦していたのだと思います。

親にとっても学びの連続だった

療育で良かったことは、子どもの変化だけではありません。
私自身がたくさん学べたことも大きかったです。
集団の中でどんな場面が得意なのか。
どんな時に困りやすいのか。
どんな声かけが伝わりやすいのか。
家庭だけでは見えなかった姿を見ることができました。

そして何より、先生方の対応が本当に勉強になりました。
子どもの気持ちを受け止めながら自然に活動へ誘導する姿を見て、「こうやって関わればいいんだ」と学ぶことがたくさんありました。

療育にあった大人気のおもちゃ。
スロープをボールがくるくる回っていくのが楽しいです。繰り返しボールを入れて集中して遊んでくれるおもちゃです。

一番の支えは先生との相談時間

私にとって一番大きかったのは、毎回必ずあった先生との相談時間です。
活動のあと、「今日はこんな姿が見られましたよ」「こういうところが成長していますね」「家ではどうですか?」と話を聞いてもらえました。

不安なことを相談すると、具体的なアドバイスや励ましの言葉をもらえることもありました。
子どもの支援だけでなく、親の心の支援にもなっていたと思います。

​​2歳後半、次のステップへ。受給者証取得と長時間療育への移行

半年ほど通った頃、先生から週2回の長時間療育を勧めていただきました。
給食後まで過ごす療育です。

長時間療育を利用するには、発達検査を受け、役所で「受給者証」を取得する必要がありました。
最初に聞いた時は少し驚きました。

でも不思議と大きな抵抗感はありませんでした。
それまで何度も先生と話し、相談し、息子の良いところも苦手なところも共有できていたからこそ、「この子にもっと合う環境があるなら、ぜひお願いしたい!」と、すごく前向きな気持ちで次のステップへ進むことができました。

5歳になった今。あの時、早めに動いて本当に良かったと心から思う理由

現在、息子は5歳になりました。

あの頃気になっていた癇癪やパニックはかなり落ち着いています。自分の気持ちを言葉で伝えてくれるようになりました。
言葉も普通に出ています。
むしろ、おしゃべりが大好きで興味のあるものの解説をずっとしてくれます(笑)。

​もちろん、今でも得意・不得意はありますが、あの時「早めに療育に繋がり、子どもの特性に合ったサポートの土台を作れたこと」が、今の息子の笑顔に繋がっていると確信しています。

▼その後、5歳になった現在の様子はこちら

あわせて読みたい
2歳で療育につながった息子、5歳になった今|言葉・癇癪・コミュニケーションの変化

こんにちは。以前、「2歳半で療育につながった話」という記事を書きました。当時の息子は、言葉がなかなか増えなかったり、自分の思いが伝わらないことで大きく泣いてしまったりすることがありました。私自身も、「 ...

続きを見る

悩んでいる方へ。まずは「話を聞いてもらうだけ」で大丈夫!

発達の相談をして窓口で「療育」という言葉を出されると、「もしかして、うちの子は発達障害って決めつけられたのかな…」とショックを受けたり、ますます不安になってしまうパパやママも多いと思います。私も最初はそうやって構えてしまいました。

でも、実際に通ってみてわかったのは、「療育を勧められた=必ずしも発達障害」ではないということです。 実際、うちの子と一緒に療育に通っていたお友達の中には、そのまま普通の幼稚園や保育園に進んでいく定型発達のお子さんも本当にたくさんいらっしゃいました。

幼稚園や保育園に入る前の、集団生活の練習場所(プレ幼稚園)」くらいの気持ちで、気軽に通ってみるのがおすすめですよ。

​まずは、お住まいの自治体の子育て相談窓口や保健センターに、「ちょっと話を聞いてもらうだけ」の気持ちでアクセスしてみてください!

この記事が、今まさに悩んでいるどこかのご家庭の参考になれば嬉しいです。
一緒に子育て、マイペースに頑張っていきましょうね!

​※本記事に記載している内容は、あくまで我が家の体験談です。専門的な医療アドバイスや診断を目的としたものではありません。お子様の発達に関して気になることや不安がある場合は、かかりつけの医師や専門の相談機関(保健センター、児童発達支援センターなど)へご相談されることを推奨いたします。

-発達障害のこと
-, , , ,