3歳で自閉症と診断された我が子は、赤ちゃんの頃は夜泣きがありませんでした。
その時のことを振り返ります。
よく眠る赤ちゃんでした
下の子は、赤ちゃんの頃から本当によく眠る子でした。
生後まもなくから夜にぐっすりと眠り、10時間以上まとまって寝てくれました。
昼寝も2歳ごろまでしっかり取れていて、睡眠に困ることはほとんどありませんでした。
上の子が毎晩のように夜泣きで起きていたことを思うと、
「こんなに手のかからない子がいるんだ」と驚くほど。
泣かない・静か・よく眠る――その穏やかさに、正直ほっとしていました。
たった2回だけの夜泣き
そんな下の子にも、2回だけ夜中に激しく泣いた夜がありました。
ある夜、何の前触れもなく、火がついたように激しく泣き出したのです。
抱っこしても、ゆらゆらしても、全く泣きやまず、しばらくの間どうしてあげればいいのかわかりませんでした。
上の子が目を覚まさないようにと、洗面所のドアを閉めて、狭い空間を抱っこしながら歩き続けました。
あの小さな空間で、泣き声が響く中、
「どうしてこんなに泣くんだろう」と不安でいっぱいになったのを覚えています。
1時間ほど経つと、ようやく少しずつ落ち着き、そのまま眠りに戻りました。
翌朝には何事もなかったように笑っていて、「きっと夢でも見たのかな」と思いました。
普段ぐっすり寝てくれる子だったので、この2回の夜泣きは今でもよく覚えています。
後に自閉症の診断を受けました
今になって振り返ると、その“静かさ”にも理由があったのかもしれません。
下の子は今、自閉症の診断を受けています。
赤ちゃんの頃から感じていた
- 泣かない
- 呼ばない
- じっと待っている
という特徴は、
もしかすると「感覚が穏やかで刺激に鈍感」「自己表現が控えめ」といった
発達特性のひとつだったのかもしれません。
泣かないのは我慢していたわけではなく、
「泣く」という手段を使わなくても落ち着いていられたのか、
あるいは“泣く必要を感じにくかった”のかもしれません。
泣かない赤ちゃんも、何かを伝えている
赤ちゃんが泣く理由は、お腹がすいた・眠い・不快などいろいろあります。
でも、泣かない赤ちゃんにも、
その子なりの「心地よさの基準」や「伝え方の形」があります。
泣かない=困っていないとは限らず、
泣かない=別のサインを出していることもあるのだと、今なら分かります。
今思えば、あの静かさもその子の“ことば”だったのだと思います。
だからこそ、これからも「声にならないサイン」に気づいていける親でありたい――
そう感じています。
夜泣きがなく、静かで、手のかからない赤ちゃん。
それは育てやすさでもあり、その子らしさでもありました。
泣かないことの裏には、穏やかな感覚や、別の伝え方が隠れていることもあります。
「泣かない=その子なりの表現」として受け止めていきたいですね。
👶 0歳の育児・発達まとめ
👉 【まとめページ】0歳育児の全体まとめ